Chrome拡張機能でmanifest.jsonから様々な値を取得する
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Chrome拡張機能開発において最低限必要なファイルの1つにmanifest.jsonがありますが、このmanifest.jsonに記載されている値を取得してcontent_scriptsで利用したい場合は以下の様にすると可能です。
chrome.runtime.getManifest()特別な事をせずとも親切にruntimeが標準で用意されているのでそのまま取得するだけになります。jsonですので特定の値を取得したい時、例えばversionを取得したい時は以下の様にドット演算子で指定してあげればOKです。
let manifestData = chrome.runtime.getManifest();console.log(manifestData.version); // version最初で取得しやすい様に用意しておいても良いかもしれませんね。キーに変数を使う場合はドット演算子ではなく、ブラケット演算子を使うと可能です。
/** * * getManifest * @description manifest.jsonから値を取得します。 * */const getManifestData = data => {  let manifestData = chrome.runtime.getManifest();  return manifestData[data];};
console.log(getManifestData('version'));例えば設定画面にバージョン表記をする際に、上記の様にmanifest.jsonから直接持ってこれば毎回変更しなくてよくなりますし、表記ミスもなくなります。
バージョン別に処理を変更したい場合でも使えますね。