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VSCodeにて公式のMCP ServersからNotionを追加した場合に接続がうまくいかない場合の対処法
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VSCodeで公式のMCP ServersからNotionを追加した際に接続エラーが発生する場合の対処法について記します。
問題の概要
VSCodeの公式MCP ServersからNotionを追加して使用しようとすると、以下のようなエラーが発生して接続できない場合があります。
2025-08-18 09:18:07.630 [info] Starting server notion2025-08-18 09:18:07.631 [info] Connection state: Starting2025-08-18 09:18:07.631 [info] Starting server from LocalProcess extension host2025-08-18 09:18:07.633 [info] Connection state: Starting2025-08-18 09:18:07.634 [info] Connection state: Running2025-08-18 09:18:08.986 [warning] [server stderr] Failed to parse OPENAPI_MCP_HEADERS environment variable: SyntaxError: "[object Object]" is not valid JSON2025-08-18 09:18:08.986 [warning] [server stderr] at JSON.parse (<anonymous>)
エラーメッセージから、OPENAPI_MCP_HEADERS
環境変数のJSONパース処理でエラーが発生していることがわかります。
原因
公式設定のヘッダー定義がオブジェクト形式になっているのに対し、実際にはJSON文字列として渡す必要があるためです。どうやら公式ドキュメントの設定例に誤りがあるようです。
解決方法
コマンドパレットからMCP: List Servers > notion > Show Configuration
を実行してmcp.jsonファイルを開き、OPENAPI_MCP_HEADERS
の設定を以下のように修正します。
修正前(公式の設定)
"OPENAPI_MCP_HEADERS": { "Authorization": "Bearer ${input:NOTION_TOKEN}", "Notion-Version": "2022-06-28"}
修正後(正しい設定)
"OPENAPI_MCP_HEADERS": "{\"Authorization\": \"Bearer ${input:NOTION_TOKEN}\", \"Notion-Version\": \"2022-06-28\"}"
オブジェクトをJSON文字列として記述することで、パースエラーが解消され、正常に接続できるようになります。
まとめ
VSCodeのMCP ServersでNotion接続がうまくいかない場合は、OPENAPI_MCP_HEADERS
の設定をJSON文字列形式に修正することで解決できます。公式ドキュメントの設定例に誤りがある可能性があるため、今後のアップデートで修正される可能性があります。
参考リンク
本記事内容は2025年8月時点の情報です。今後のアップデートで仕様が変わる可能性もあるため、最新情報は公式ドキュメントもご確認ください。