Viteにてエントリーポイント先の.html
の中でパーツ単位で分けられたhtmlファイルを読み込みたい場合は、vite-plugin-handlebarsを使用するとスマートに実現出来ます。
例えば普段EJSなどを使用しているとヘッダーは_header.ejs
、フッターは_footer.ejs
で切り出しそれぞれをindex.ejs
にてinclude()
すると思いますが、これと同じことが出来るようになります。
install
まずはインストールします。
プラグインをvite.configに追加
context
の部分に色々と値を持たせる事が出来るので、この辺りを上手いこと活用できればViteでも楽にhtmlを扱うことが出来そうです。
contextの仕様: https://github.com/alexlafroscia/vite-plugin-handlebars#defining-context
一旦上記では何かと使うであろうisProduction
のみ持たせています。
htmlパーツを読み込む
partialDirectory
で指定したディレクトリ配下のhtmlファイルを自由に読み込むことが出来るので、例えばsrc/html-partials/_header.html
を読み込みたい場合はファイル名をそのまま指定しれあげればOKです。
contextに持たせたisProduction
を用いて例えばビルド時のみGTMタグを出力したい場合も容易に実現出来ます。
Viteに限らず静的なWeb制作をしようとするとhtmlファイルを切り出してパーツ毎に分けた開発を行う事も多いですので、Viteの場合はvite-plugin-handlebarsなどの便利なプラグインを活用してみると良さそうです。