WP-CLIを用いたURLの置換
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WordPressで構築したサイトのドメイン変更・URL変更にはシリアライズに対応した置換ツールSearch Replace DBを用いる事が多いと思いますが、WP-CLIを利用できる場合はsearch-replace
コマンドでも同様に置換を行うことができます。
例としてDocker内でWP-CLIを使い置換を行う場合は以下のようにします。
(https://example.com/wp-content
をhttps://example.com/cms/wp-content
としたい場合)
--dry-run
を付ける事で事前確認ができ、--all-tables
とする事でwpdb以外のすべてのテーブルを対象に置換を行うことができます。
※ 一部のプラグイン(Yoast SEOなど)を使用している場合等で--all-tables
が必要となる事があります。
オプションは豊富で正規表現を用いた検索も可能です。
参考:オプション一覧
事前確認が終わり、問題がなければ--dry-run
を外して実際の置換処理を行います。
基本的な使い方は以上です。
Search Replace DBに比べるとファイルの設置&削除が不要であるのと、CLI経由で処理が可能な為バッチ処理に組み込みやすい、などのメリットがありそうです。
作業環境でWP-CLIが利用できる場合は活用してみるといいでしょう。